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岩木みさきオフィシャルブログ

【岡山県・真庭市】Maniwa HACCO Tourism (まにわ発酵’s ツアー)⑥美作ビアワークス

2019. 05. 22

【岡山県・真庭市】Maniwa HACCO Tourism (まにわ発酵’s ツアー)⑥美作ビアワークス

 

 

 

日本酒2軒をまわったあとは、クラフトビールを造られている「美作(みまさか)ビアワークス」へ。
もともと学校給食の共同調理場だった場所がビールの製造場になっています。

 

 

 

三浦弘嗣(みうら ひろし)さん。

大学で微生物について学んだ後、前職で酵母を日々研究する中、
各地の地ビール作りのノウハウを学び、1年前に会社を設立されたそうです。

 

ビールは一般的な飲み物ですが、その原材料を目にしたり製造方法を知る機会は多くありません。
私も、今回の企画で学ぶきっかけをいただきました。

 

ビール=「麦芽」+「ホップ」+「水」で造られます。

 

 

 

 

写真は麦芽を浸漬させ煎ったもの。
もともとの品種もそうですが、煎り方で固さも変わるし味に違いが生まれます。

 

・ピルス:ドイツ・・・優しい香ばしさ、お菓子みたい
・サワー:ドイツ・・・香ばしさと酸味
・カラアロマ:ドイツ・・・固くて焦げ感あり
・チョコ:イギリス・・・ダークチョコレートのようで苦味あり

 

 

  

   

 

こちらがホップ。和名は「セイヨウカラハナソウ」。

ホップはビール特有の苦みや風味付けの役割があります。
そのまま使用すると酸化してしまうため、ペレット状にして使われるそうです。

 

 

 

 

写真は発酵させる前の麦汁。
甘みがあってシロップ感もありつつ、焙じ茶を入れたタイプだったのでお茶のほのかな香ばしさも感じられました。

 

 

*ビールの製造方法*

①麦芽を粉砕して65℃前後の湯を足しながらお粥状にする(もろみみたいな状態)

②麦汁と粕に分ける

③麦汁にホップを入れて100℃で70~90分加熱

④液体酵母を添加

⑤7日~10日程発酵させ、3週間熟成、完成までは約1ヶ月程

 

 

   

 

 

三浦さんの造るビールの特徴は、近隣の生産者の食材を合わせること。

 

ひとつ前の記事で紹介した御前酒蔵元辻本店の酒粕を入れた酒粕スペシャルエールや、
柚子や焙じ茶を混ぜたビール、コーヒーを混ぜた黒ビールのようなビールも製造されています。

 

年間6000リットル、330mlのビールが18000本製造予定。
工房では見学の他、商品購入、数種の量り売りビールの試飲も出来ます。

 

 

店舗詳細

 

 

 

美作ビアワークス

 

住所:岡山県真庭市江川817-1
連絡先:090-2002-3026
営業時間;13:00~18:00
定休日:日月火休
HP:http://beer-cruise.net/beer/190320.html

 

 

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