NISHIKURA

移動して、ランチへ。

午後に見学させていただく「御膳酒 辻本店」の目の前にある「NISHIKURA」。

こちらは日本酒を貯蔵するための倉庫として160年前から使用されていた蔵を3年前に改装し、
現在1Fが「にしくらカフェ」&ショップ「SUMIYA」、2Fが食事処「西蔵」になっています。

立派な梁（はり）が残っている空間。

田渕三知夫（たぶち みちお）料理長からお料理のご説明を伺います。

普段も発酵メニューを展開されていますが、今回はさらに特別メニューでご対応くださいました。

〈先付三種〉葉山葵の粕和え／手まり寿司／安納芋のお豆腐／

葉山葵の粕和えに使用しているのは吟醸の粕だそうで、河野酢味噌製造工場の味噌と一緒に和えてありました。
手まり寿司は鯛の昆布締め、河野酢味噌製造工場の粕酢を使用。
安納芋は出汁でのばして固めたお料理。
タコの柔らか煮とオレンジがふんわり香るさつまいも煮がプラスされていました。
タコがもの凄く柔らかかったです。

〈食前酒〉純米大吟醸　馨（けい）

〈焼き物〉銀鱈の酒粕漬け／自家製塩麹だし巻き玉子

銀鱈の酒粕漬けはお店1番人気のメニューだそうで、ごはんによく合う1品。
皆さんごはんをおかわりしていました。

〈小鉢二種〉新玉ねぎの粕和え／炊き合わせ

炊き合わせには青箭魚（さごし）が使われていました。
「青箭魚（さごし）」は鰆がまだ1年程の40〜50cmの時の名称で、
50〜60cmに成長すると「ナギ」、60cm以上に成長すると「鰆（さわら）」と呼ばれる出世魚です。

〈ごはん〉岡山県米ひとめぼれ

〈香の物〉瓜の粕漬／大根の酒漬

〈汁〉粕汁

旨味のある酒粕の優しい風味の汁物でした。ほっこり。

店内にはご親族のイギリス人の方が集められた骨董品も展示されています。

店舗詳細

1F　蔵元直営ショップSUMIYA／にしくらカフェ
　　 OPEN　10:00～17:00　カフェラストオーダー16:30
2F　お食事処　西蔵 (定休日/木曜)
　　 OPEN　11:00～15:00　ラストオーダー14:30

NISHIKURA

住所：〒717-0013　岡山県真庭市勝山116
TEL： 0867-44-5300　FAX 0867-44-5308
Mail：info@nishikura.co.jp
HP：https://www.gozenshu.co.jp/